DFMExpressは32Gバイトの大容量メモリとHD-SDIインターフェースを搭載したPCIExpress×4対応の大容量HDTVシリアルデジタル動画フレームメモリです。
映像メモリ | |
メモリ容量 | 32GB YCbCr=4:2:2 (8bit) 8192フレーム 約273秒 YCbCr=4:2:2 (10bit) 6200フレーム 約206秒 αRGB=4:4:4:4 (8bit) 4096フレーム 約136秒 |
映像フォーマット | |
HD Single Link BTA S-004B SMPTE 274M/292M/ 296M/259M |
1080/60i 1080/59.94i 1080/50i 1080/30p 1080/29.97p 1080/25p 1080/24p 1080/23.98p 1080/30sF 1080/29.97sF 1080/25sF 1080/24sF 1080/23.98sF 720/60p 720/59.94p 720/50p 720/24p 720/23.98p |
HD Dual-Link SMPTE372M |
1080/60p 1080/59.94p(YCbCr=4:2:2) HD Single Linkの各フォーマットで αRGB=4:4:4:4 8bit、YCbCr=4:4:4 8/10/12bit、 RGB=4:4:4 8/10/12bit |
SD Single Link | 487/59.94i 576/50i |
SD Dual-Link※ SMPTE 294M/347M |
483/59.94p 576/50p |
SMPTE 424M | 3Gb/s SDI対応予定 |
SMPTE 352M | Video Payload Identification |
SMPTE RP188 (ARIB STD-B4) |
Timecode |
映像入出力 | |
サンプリング 周波数 |
HD-SDI:74.25MHz(60Hz)/74.17575MHz(59.94Hz) SD-SDI:27MHz |
量子化 | YCbCr=4:2:2, 4:4:4 αRGB=4:4:4:4 (10,8bit/サンプル) |
入出力映像信号 | BTA S-004B、SMPTE 274M/292M/296M/259M |
入出力コネクタ | BNC 75Ω |
入出力チャンネル | 入力: 2ch、出力: 2ch |
GenLock機能※ | |
入力コネクタ | BNC 75Ω |
同期信号 | 3値同期、NTSCブラックバースト(自動選択) |
水平位相調整 | 1画素単位(±約200クロック) |
その他の機能 | |
スクロール機能 | 1dot (32bit/pixel)、1Line単位で指定可能 |
DMA機能 | DMAリストを使用したチェーンDMA機能 映像メモリの矩形領域へのDMA転送機能 |
メモリフィル機能 | 映像メモリの指定領域へのフィル(128bitデータ指定) 映像メモリのライン単位でのフィル機能 |
映像合成機能 | 任意エリアの2画面合成(セルフキー、αキー、キー入力) 入力映像とメモリ映像との2画面合成 2画面エリアのFill/Key個別合成処理(ダブルスーパー機能) |
ハードウェア ワイプキー |
ディゾルブ、ワイプ、分割ワイプ、ロール、スライドイン、スライドアウトなど(いずれも縦・横個別に設定可能) |
その他 | |
PCIバス | PCIExpress 1.1×4 Lanes |
使用PCIスロット | 2スロット |
対応OS | Windows XP |
環境条件 | 温度10〜35℃、湿度15〜85%(ただし結露しないこと) |
寸法 | 約107×312×30mm |
※ 720/24p, 720/23.98pに関しては、外部リファレンスロックで使用することはできません。入力にロックもしくはフリーランでご利用ください。
HDMIExpressは、DFMExpress用の拡張入出力ボードで、映像信号の入出力インタフェースを各2チャンネルずつ備えております。HDMI1.3に対応し、RGB24bit/30bit/36bit の入出力を1920×1080/60pのレートで使用することができます。DFMExpressとの接続は、MiniSASケーブルを使用します。各チャンネルとも3Gb/sの信号を2本併用することで、RGB36bit 1920×1080/60pの高速信号をリアルタイムに転送することが可能です。
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